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アリゾナ大学 × 駒場学園高校 パラアスリートとの交流授業レポート

― アリゾナ大学 × 駒場学園高校 パラアスリートとの交流授業レポート ―



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2025年5月、センターポールはアリゾナ大学のパラアスリートとともに、東京都の駒場学園高等学校を訪問し、パラスポーツ交流授業を実施しました。

国際的な視点と実践を兼ね備えたこの授業では、車いすバスケットボールの体験や講演を通じて、高校生たちが「多様性」と「可能性」について体感的に学ぶ機会となりました。



アメリカ・アリゾナ州に位置するアリゾナ大学(University of Arizona)は、世界でも有数のパラスポーツ先進校として知られています。障がいのある学生アスリートが競技と学業の両立を図りながら高いレベルで活躍できるよう、さまざまな支援体制と競技環境が整備されています。
アメリカ・アリゾナ州に位置するアリゾナ大学(University of Arizona)は、世界でも有数のパラスポーツ先進校として知られています。障がいのある学生アスリートが競技と学業の両立を図りながら高いレベルで活躍できるよう、さまざまな支援体制と競技環境が整備されています。

アスリートの挑戦を、目の前で

当日は、アリゾナ大学の現役パラアスリートたちが来校し、競技用車いすの操作指導や実技デモンストレーションを行いました。普段見ることのない海外の競技用車いすや技術の高さに、生徒たちの目は終始輝きっぱなし。講演では選手それぞれの競技人生や「障がい」と向き合ってきた経験が語られ、生徒たちの表情も真剣そのものでした。

アリゾナ大学のアダプティブ・アスレチック・プログラム(Adaptive Athletics Program)は、1970年代からの長い歴史を持ち、これまでに多くのパラリンピックメダリストを輩出してきました。
アリゾナ大学のアダプティブ・アスレチック・プログラム(Adaptive Athletics Program)は、1970年代からの長い歴史を持ち、これまでに多くのパラリンピックメダリストを輩出してきました。

実際にやってみて、気づくこと

授業では生徒たち自身が車いすに乗ってバスケットボールを体験。まっすぐ進むだけでもバランスと力加減が求められる競技に、思うように動けず苦戦しながらも、仲間と声をかけ合い、最後は笑顔でシュートを決める姿が印象的でした。

参加後のアンケートにはこんな声が寄せられました:


「思った以上に難しくて驚いた。でも健常者でも楽しくできるスポーツだと実感した」「原型のスポーツよりも大変そうなイメージだったけど、実際は工夫と技術で乗り越えているのがすごい」「競技用の車いすの構造が面白く、細かい工夫に驚いた」

「障がいがあっても、努力と工夫で限界を越えている姿に感動した」「支援が必要なだけではなく、自分らしく社会で活躍できる人たちだと知った」「生活で大変なことがあると思っていたけれど、それを乗り越える強さがあると実感した」


「なかなかできない経験をありがとうございました。これからの活躍を応援しています」「わざわざアリゾナ大学から来てくださり感謝しています。自分もスポーツを通じて何かできるようになりたい」「選手たちのように、自分も“やれること”にチャレンジしたいと思いました」


センターポールでは、パラスポーツを通じて「すべての人がスポーツに関われる社会」の実現を目指しています。今回の交流授業は、教育現場における多様性理解・国際交流・スポーツの可能性を届ける貴重な機会となりました。


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パラスポーツ交流授業にご関心のある学校・企業の皆さまへ


センターポールでは、学校向けの出張授業や企業研修、地域イベントなど、目的に合わせたパラスポーツプログラムを企画・実施しております。「多様性」や「共生社会」をテーマにした教育・研修をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

▶︎ お問い合わせ:センターポール事務局 03-6262-8880

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